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    貴重なニホンミツバチの蜜蝋(みつろう)で保湿クリームを作る

    Category暮らしの覚書

    ニホンミツバチの蜜蝋って?


    市販しているほとんどのハチミツや蜜蝋は西洋ミツバチのもので、ニホンミツバチのハチミツや蜜蝋は今では貴重なもの。

    ニホンミツバチは性格もおとなしく、樹木の花蜜を集め、そのハチミツは古来より滋養の高い『幻の百花蜜』とも呼ばれるほど。

    それなら手作り化粧品クリームもニホンミツバチの蜜蝋を使った方がいいのではないかと・・・。

    でも、何が違うの???

    DSCN3807.jpg

    蜜蝋(みつろう)って?

    英名:Beeswax(びーずわっくす)

    ミツバチ(働きバチ)が巣を作るときに腹部の蝋分泌腺から分泌するロウ成分。
    ハチの巣から加熱圧搾法や太陽熱を利用して取り出す。

    ロウ成分は透明だが花粉などが混ざる為、クリーム色や黄土色になる。

    成分

    ミツロウはミツバチの種類、時期によって成分の比率が異なる。

    主成分:ワックスエステル(ろう)70%程
    ワックスエステル=人の皮脂の中にもあり、保湿力の優れた油脂。肌になじみやすい性質。

    …エステル類のほとんどの化合物は、作用が穏やかで刺激性がなく、主に鎮静作用や鎮痙作用があります。…

    出典:「薬用ハーブの化学」



    他の成分:炭水化物、アルコール、脂肪酸など

    用途

    ロウソク、養蜂、化粧品、食用など

    融点が65℃前後なので、化粧品に適している。リップクリームなど。


    ニホンミツバチと西洋ミツバチの蜜蝋の違いは?

    成分

    一番の違いはニホンミツバチはプロポリスを作らないので、ニホンミツバチの蜜蝋はプロポリスを含まない
    プロポリスは刺激性があるので敏感肌には化粧品に入ってない方がいいかも⁉

    ニホンミツバチの蜜蝋は西洋ミツバチの蜜蝋に比べ、酸価は低くエステル価が高いという。

    酸価(さんか、acid value, AV)とは、油脂の精製および変質の指標となる数値のひとつ。…

    出典:ウィキペディア


    ということは、質がよく、保湿力が高いということ⁉

    色・香り

    比べてみると、

    西洋ミツバチの蜜蝋は少し尖った感じの香りで、

    ニホンミツバチの蜜蝋はまったりした(ちょっとくさい⁉)香り。

    しかし、同じニホンミツバチの蜜蝋でも、場所、時期の違いで色・香りが違う。
    ハチミツと同じ。ハチミツも色・香りがそれぞれ違うように。

    ↓ニホンミツバチの蜜蝋 3種類の色の違いの写真(養蜂場所:静岡・福岡・愛媛)
    DSCN3800.jpg

    ↓手前ビーズワックスは西洋ミツバチの蜜蝋
    DSCN3802.jpg


    化粧クリームの作り方

    DSCN3797.jpg
    蜜蝋はピーラーなどで削ると使いやすい

    「クリーム」の作り方

    【材料】30㎖分

    • ミツロウ 5g

    • 植物性オイル(キャリアオイル) 計25㎖ 


    【作り方】
    ①容器を消毒する
    ②ジャム瓶(クリーム入れとして使う瓶)に材料を入れる。
    ③湯煎し、よく溶かす。
    ④冷えて固まったら、完成。


    【使い方】
    適量を取り、肌に塗る。
    少し硬めのクリームなので手のひらでなじませて塗った方がいい。
    ハンドクリームにも。

    保存期間は常温で約1か月。
    保存料など使用してないので早めに使い切る。






    化粧クリームの使用感の違い

    DSCN3850.jpg

    化粧クリームを作って使用感を比べてみると、

    ニホンミツバチの蜜蝋の方がサラッとモテッと感があり、

    西洋ミツバチは極度な言い方をすればベトッと感がある。


    これ!っていう違いはないけど、
    ニホンミツバチの性格のように、
    ニホンミツバチの蜜蝋を使ったクリームはやさしい感じがする。

    (いろいろな蜜蝋を使ったわけではないので個人的な素人意見です)
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